平成30年1月に発刊された『天真爛漫』61号に掲載された作品について、詳しく紹介していきます。
本号には短編小説が2本ほど収められています。両編とも当会の主力である「紺藤良古」が著作したものです。挿絵についてはそれぞれ別のイラスト描きさんにお願いしています。
今回からしばらくの間、『空と海と雪』について詳しく述べて行きます。扉絵を含む挿絵は「θ(シータ)」さんに描いてもらいました。
左はその扉絵です。
この小説はジャンルとしては「ホラー」にあたり「呪い」をテーマに扱っています。本作品は59号掲載の『漆黒の花輪』と世界観を同一としたシリーズ物です。主人公はそれぞれ異なりますが、同一の主要登場人物として能力者の少女が登場します。この少女が不思議な力を使って霊障を解決に導くといったストーリーは同じとなっています。本シリーズは平成14年45号掲載の『死送花-yuri-』からオムニバス形式で続くものですが、基本は単独短編で楽しめるように執筆されています。
次回はもう少し踏み込んだ内容を予定しています。
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