2014年4月6日日曜日

聡明なる歌姫の話(6)

すみません、ホント月一更新になってます。
今月は、せめてもう一度はがんばって更新したいです。
さて、先般より著作者の紺藤さんのコメントを載せたいと予告していたところですが、無事にインタビューを行ってまいりました。
今回より計3回にわたり公開していきたいと考えています。
では、第一回はイントロデュースです。
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M和田(以降、和):一年ぶりの絵里シリーズ、制作になにか感じたことはありましたか?
紺藤(以降、紺):書き始めたのが例年よりもずいぶん早く、梅雨のころなので六月くらいからですね。とにかく九月には完成させたかったので。
和:どうして早く書き上げたのですか?
紺:まずは某誌の新人賞〆切が十月だったため、重ならないようにしたかったからです。それと、毎度ですがイラストのθ(シータ)さんに短期間で大量の原稿を依頼し、いつも申し訳なくかんじていましたので少しでも早い時期のオーダーを考えてのことです。
和:今回は前回同様、主人公の絵里とは別に、主人降格に御崎先生と渚さんの視点からの物語となっていましたが、どうして同じような形式にしたのでしょう。
紺:渚の話がやはり物語の大きな軸だと考えています。もちろん主人公の絵里の話がメインなのですが、単なる学園ドラマではなくピカレスク要素も入れ込み、エンターテインメントとしての作品作りに傾倒したかったからです。
和:新登場人物に井上紫織が登場します。今後の彼女の活躍はあるのでしょうか?
紺:企業秘密の部分があるので詳しくは教えられませんが、あります。
和:今回が全シリーズのなかで最も長編ではないかと思うのですが。
紺:はい、原稿用紙相当百三十枚くらいいっているので、私が発表した作品の中では最長のものです。1987年―1988年の『積乱雲』が総数で80枚程度なので、遙かに多い枚数です。
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さて次回はこの続きを更新します。
こうご期待!
(カットはθ(シータ)氏、本編掲載用カット)