久しぶりの更新です。前回の記事で告げた通りなのですが、当会の方針により更新を一時中断していました。このたび、当会の看板である『天真爛漫』の次号発行が決定しましたので、方針転換し更新を行うところです。
さて、今回の更新に際し、次号『天真爛漫』の骨子についても、発表します。主筆である紺藤氏の「絵里シリーズ」続編最新作を発表予定です。
いよいよシリーズの佳境である受験直前を描いた正統続編です。主筆からも「最終章手前の一番盛り上がる箇所」とのコメントもあります。
カット担当のθ(シータ)さんも、挿絵作成に着手しています。
発表までの間、月1~2回程度の更新で、最新情報を掲載していきます。
どうぞ、今後とも当会及び当ブログをご愛顧いただきますよう、よろしくお願いします。
(カットはθ氏、描き下ろしラフ画です)
2013年8月22日木曜日
2013年4月29日月曜日
美しきアルルカンの話(9)
さて、ネタバレ話なのですが、前回からの挿絵を見て、賢明な皆さんはお気付きのこととおもいます。渚の再就職先なのですが、非常にやばい所です。
高校の教師という、世間一般的には華々しい世界での活躍だったのですが、一転して今作から闇の世界に身を投じるキャラクターとなっています。
女性が一人で、組長を張っているのには理由と道理ががあります。ただでさえ殺った殺られたの世界です、彼女が生きていくにはいろいろな条件があります。
裏設定が相当に存在しており、本編では語られていません。私も作者に聞くまでは、少し素頓狂な話だと感じていました。
作者によれば、この世界の話を訥々と書けば、それはそれで仁侠物として面白いかもしれないが、この作品はあくまで青春群像劇であり、主人公と渚の別れ、新担任の御崎との出会いを中心に描いたものであるとのことです。
まあ、今回の挿絵紹介も、もろにそっち系の絵ではありますが・・・
さて、次回がいよいよアルルカンの話連載の最終回です。
最後の更新になるかもしれません。
もし、当会を応援していただける方がいましたら、ぜひ書き込みをお願いします!!
高校の教師という、世間一般的には華々しい世界での活躍だったのですが、一転して今作から闇の世界に身を投じるキャラクターとなっています。
女性が一人で、組長を張っているのには理由と道理ががあります。ただでさえ殺った殺られたの世界です、彼女が生きていくにはいろいろな条件があります。
裏設定が相当に存在しており、本編では語られていません。私も作者に聞くまでは、少し素頓狂な話だと感じていました。
作者によれば、この世界の話を訥々と書けば、それはそれで仁侠物として面白いかもしれないが、この作品はあくまで青春群像劇であり、主人公と渚の別れ、新担任の御崎との出会いを中心に描いたものであるとのことです。
まあ、今回の挿絵紹介も、もろにそっち系の絵ではありますが・・・
さて、次回がいよいよアルルカンの話連載の最終回です。
最後の更新になるかもしれません。
もし、当会を応援していただける方がいましたら、ぜひ書き込みをお願いします!!
2013年4月8日月曜日
美しきアルルカンの話(8)
さて、今回は作品の質について、少し語ります。
紺堂さんは久しぶりの出品でした。53号依頼ですので、足かけで3年ほど開いています。
これまで多くの作品を掲載されてきた当会きっての主力作家ですが、近年は非常に筆が鈍っていました。今作も、全体像としては意外性のある作品で、絵里物語の世界観を広く知らしめています。でも、私はこれまでに比べ異質、というより文章自体のレベルダウンを感じました。
紺堂さんの作品は、冒頭で印象的なフレーズを使い、映像的な効果を多用した80’sに流行した作風でした。今作については、基本的な小説の書き方をかなり逸脱しており、非常に読みづらい作品になっていたのでは、と感じています。
もちろん、後半は意外な展開で読者を引きつけていきますが、全般的にあきらかに雰囲気の変わった作品に仕上がっています。
このあたりを、連載最終で本人に聞きたいと思っています。
今回のカットの紹介ですが、θ(シータ)さんにしてはミスディティールの挿絵です。
渚の衣装が、作中と大きく異なりますが、どのように違うのかは読んでのお楽しみということで・・・
紺堂さんは久しぶりの出品でした。53号依頼ですので、足かけで3年ほど開いています。
これまで多くの作品を掲載されてきた当会きっての主力作家ですが、近年は非常に筆が鈍っていました。今作も、全体像としては意外性のある作品で、絵里物語の世界観を広く知らしめています。でも、私はこれまでに比べ異質、というより文章自体のレベルダウンを感じました。
紺堂さんの作品は、冒頭で印象的なフレーズを使い、映像的な効果を多用した80’sに流行した作風でした。今作については、基本的な小説の書き方をかなり逸脱しており、非常に読みづらい作品になっていたのでは、と感じています。
もちろん、後半は意外な展開で読者を引きつけていきますが、全般的にあきらかに雰囲気の変わった作品に仕上がっています。
このあたりを、連載最終で本人に聞きたいと思っています。
今回のカットの紹介ですが、θ(シータ)さんにしてはミスディティールの挿絵です。
渚の衣装が、作中と大きく異なりますが、どのように違うのかは読んでのお楽しみということで・・・
2013年3月20日水曜日
美しきアルルカンの話(7)
今作『美しきアルルカンは・・・』の挿絵なのですが、前作『偉大なる哲学者は笑顔を絶やさない』から引き続きでθ(シータ)さんにお願いしました。同じ挿絵画家のため、登場人物の描写に差がなく、すんなりと各キャラクターを受け入れられます。ですが、そのまた前作『絵里シリーズ』の元祖とも言うべき『不思議の国のEris』においては、挿絵は倍尾氏が担当しました。作風が全く違うのですが、倍尾氏がキャラクターをほとんど描かなかったため、『偉大なる哲学者』のθ(シータ)さんのキャラデザが定着しています。
さてθ(シータ)さんですが、この作品群の挿絵にとどまらず、いろいろな作品を数多く発表しています。ここのところは少ないのですが、以前は『天真爛漫』の表紙を多く手がけています。竹本泉先生や小山田いく先生の影響を強く受けた画風ですが、未だに進化を続けているすばらしい作家さんです。彼の作品集でもできれば、結構いいものができるのではと思っています。
さて『美しきアルルカン』の話ですが、数えて7回まできました。(絵里の話でも数度とりあげましたが・・・)残り3回程度で、連載終了しようと考えています。当会主催者との約束で、この話が終われば、このブログの更新も私(M和田)の手から離れます。
もし、当ブログの読者の方で、まだまだ引き続き更新をしてという声があるようでしたら、是非ともその声を書き込みしていただけないでしょうか。
ブログを観て頂いている方の声で、後押ししてもらえれば、更新延長もあります。ぜひとも、書き込みを!
2013年3月12日火曜日
美しきアルルカンの話(6)
今回の記事は、前回に引き続き『美しきアルルカンは・・・』の著者である「紺堂」さんのコメントです。
【紺堂さんのコメント】
『美しきアルルカンは・・・』は、ご存じの通り『不思議の国のEris』の正統な続編です。
なのでこれまでの慣習通り、長いサブタイトルが付いています。
今回は『ずっと黄昏に居たい彼女』です。
実はこれは、渚の心情をそのまま表したものです。
むろん劇中では、彼女はこの台詞を言いませんし、直喩的に行動もしません。
これは、作者である私が仕掛けたエニグマなのです。
作画を依頼したθ(シータ)さんは、一発で見抜きました。
正直言って、かなり驚きました。
私が依頼した渚の闇の顔は、バラライカでした。
ですがθ(シータ)さんは「渚に無くてバラライカにあるものは信念、その反対は覚悟」といって、一度起こしたラフスケを没にしています。
そうなんです、渚はバラライカのように信念を持って闇の世界に飛び込んだわけではないのです。
彼女はまだ、その中間の「黄昏」に居たいと願っているのです。
渚はフライフェイスにはなれない、なぜならロックだから・・・
あぁ、すみません。今回の作品は『ブラックラグーン』へのオマージュをこめた作品でもあるのです。
*****
さて、次回から再度私(M和田)がナビゲートする『美しきアルルカン』の世界です。
おたのしみに!
《上の挿絵は『美しきアルルカンは・・・』本文より
下の挿絵は、残念ながら没となった渚のラフスケ
いずれもθ(シータ)さん画です》
【紺堂さんのコメント】
『美しきアルルカンは・・・』は、ご存じの通り『不思議の国のEris』の正統な続編です。
なのでこれまでの慣習通り、長いサブタイトルが付いています。
今回は『ずっと黄昏に居たい彼女』です。
実はこれは、渚の心情をそのまま表したものです。
むろん劇中では、彼女はこの台詞を言いませんし、直喩的に行動もしません。
これは、作者である私が仕掛けたエニグマなのです。
作画を依頼したθ(シータ)さんは、一発で見抜きました。
正直言って、かなり驚きました。
私が依頼した渚の闇の顔は、バラライカでした。
ですがθ(シータ)さんは「渚に無くてバラライカにあるものは信念、その反対は覚悟」といって、一度起こしたラフスケを没にしています。
そうなんです、渚はバラライカのように信念を持って闇の世界に飛び込んだわけではないのです。
彼女はまだ、その中間の「黄昏」に居たいと願っているのです。
渚はフライフェイスにはなれない、なぜならロックだから・・・
あぁ、すみません。今回の作品は『ブラックラグーン』へのオマージュをこめた作品でもあるのです。
*****
さて、次回から再度私(M和田)がナビゲートする『美しきアルルカン』の世界です。
おたのしみに!
《上の挿絵は『美しきアルルカンは・・・』本文より
下の挿絵は、残念ながら没となった渚のラフスケ
いずれもθ(シータ)さん画です》
2013年2月23日土曜日
美しきアルルカンの話(5)
さて、今回から2回連続で『美しきアルルカンは宵闇にタンゴを踊る~黄昏にずっと居たい彼女』の著作を担当した「紺堂了子」さんのコメントを掲載します。
ネタバレも含んでいますが、作者らしい視点での物語についてのうんちくが寄せられています。
【紺堂さんより】今作『美しきアルルカンは~』は、言うまでもありませんが「丸木戸定男」さん原案の『絵里シリーズ』の一作です。前作『偉大なる哲学者達は~』が絵里が高校3年生の5月までを描いたものでした。今回はもう少し時間的に進んだ高校3年生の夏休みから文化祭までが舞台です。
文化祭の場面は、ラストシーンのみですが、主要キャラクターはほぼ登場します、一人を除き。
その一人とは、今回のヒロイン役でした「大島渚」です。残念ですが、彼女は「絵里シリーズ」より退場していきます。劇的で暴力的な描写のもと、別世界で華やかに活躍し始めます。今後、彼女はどこまで悪に染まるのでしょう。「荒井渚」となった彼女は、どのように私の中で動いていくのでしょうか。楽しみなような、少し怖いような・・・
でも、そうなんです・・・彼女、前作よりも活き活きと美しく踊ってくれました。作者である私の思惑やおそらくは原案者である丸木戸さんの予想の範疇もこえて、実にヒロイックに道化てくれました。
だから『美しきアルルカン(道化者)』なのです。
次回は、主題の『~黄昏にずっと居たい彼女』について、解説させていただきます。
(絵は小説の扉絵 作画:シータ)
ネタバレも含んでいますが、作者らしい視点での物語についてのうんちくが寄せられています。
【紺堂さんより】今作『美しきアルルカンは~』は、言うまでもありませんが「丸木戸定男」さん原案の『絵里シリーズ』の一作です。前作『偉大なる哲学者達は~』が絵里が高校3年生の5月までを描いたものでした。今回はもう少し時間的に進んだ高校3年生の夏休みから文化祭までが舞台です。
文化祭の場面は、ラストシーンのみですが、主要キャラクターはほぼ登場します、一人を除き。
その一人とは、今回のヒロイン役でした「大島渚」です。残念ですが、彼女は「絵里シリーズ」より退場していきます。劇的で暴力的な描写のもと、別世界で華やかに活躍し始めます。今後、彼女はどこまで悪に染まるのでしょう。「荒井渚」となった彼女は、どのように私の中で動いていくのでしょうか。楽しみなような、少し怖いような・・・
でも、そうなんです・・・彼女、前作よりも活き活きと美しく踊ってくれました。作者である私の思惑やおそらくは原案者である丸木戸さんの予想の範疇もこえて、実にヒロイックに道化てくれました。
だから『美しきアルルカン(道化者)』なのです。
次回は、主題の『~黄昏にずっと居たい彼女』について、解説させていただきます。
(絵は小説の扉絵 作画:シータ)
2013年2月11日月曜日
美しきアルルカンの話(4)
前回の投稿で主要登場人物の「御崎佳子」について少し述べましたが、今回も引き続きです。
話中では、どこか義務的な教師として描かれています。
一方の渚の教師としての姿は、どこか模範的で、頼もしく、キャラが前面にたつ形で描かれています。
タイプとしては対照的ですが、実は物語の後半には同じような苦悩を持ち合わせるようになります。
教師としての「たが」がはずれた渚は、やんちゃで暴れん坊で刹那的な振る舞いに終始し、本来の本能的姿が発現します。
御崎も、口ではお世辞やお弁茶螺を並べますが、見え隠れする本心は、生徒をバカにし自分本位で、同僚すらねたみの対象にする卑しい人間です。
ですが、両者とも最低のギリギリで、教師として、先生として主人公の「若槻絵里」に忠告します。
特に御崎の警告の仕方は、スマートではありませんが、演出からして絵里に危機を知らせています。
残念なことに、御崎は物語前半で活躍が終わります。
ですが登場時には、まさに物語を支えるキーパーソンとなっています。
前半と後半を分けるシーンでの御崎の言葉は、読みごたえ充分です。
さて、今回のカットは前回のθ(シータ)さんのカットの仕上げ版です。
トーンを貼ることで、相当に雰囲気が変わっています。
今回のθ(シータ)さんのカットは、本当に切れています。
さて、本編の掲載されています『天真爛漫56号』ですが、既に多くの方々に配布済みです。
ですが、まだ手にとっておられない会員さんがいましたら、近くの役員か当会へのメールでお知らせ下さい。無料で送付します。
話中では、どこか義務的な教師として描かれています。
一方の渚の教師としての姿は、どこか模範的で、頼もしく、キャラが前面にたつ形で描かれています。
タイプとしては対照的ですが、実は物語の後半には同じような苦悩を持ち合わせるようになります。
教師としての「たが」がはずれた渚は、やんちゃで暴れん坊で刹那的な振る舞いに終始し、本来の本能的姿が発現します。
御崎も、口ではお世辞やお弁茶螺を並べますが、見え隠れする本心は、生徒をバカにし自分本位で、同僚すらねたみの対象にする卑しい人間です。
ですが、両者とも最低のギリギリで、教師として、先生として主人公の「若槻絵里」に忠告します。
特に御崎の警告の仕方は、スマートではありませんが、演出からして絵里に危機を知らせています。
残念なことに、御崎は物語前半で活躍が終わります。
ですが登場時には、まさに物語を支えるキーパーソンとなっています。
前半と後半を分けるシーンでの御崎の言葉は、読みごたえ充分です。
さて、今回のカットは前回のθ(シータ)さんのカットの仕上げ版です。
トーンを貼ることで、相当に雰囲気が変わっています。
今回のθ(シータ)さんのカットは、本当に切れています。
さて、本編の掲載されています『天真爛漫56号』ですが、既に多くの方々に配布済みです。
ですが、まだ手にとっておられない会員さんがいましたら、近くの役員か当会へのメールでお知らせ下さい。無料で送付します。
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