2013年1月27日日曜日

美しきアルルカンの話(3)

前回の記事でも述べていますが、絵里のシリーズ最新作の「美しきアルルカンは宵闇にタンゴを踊る~ずっと黄昏に居たい彼女」には、新キャラクターの「御崎佳子」が登場します。
彼女のカットが今回は多数ありますが、編集前にカット担当のθ(シータ)さんからキャラ起こしのラフスケが提出されました。
著者の紺藤さんにチェックを入れてもらいましたが、作中表現と違う決定的な箇所があったため、その後の『天真爛漫56号』用カットでは修正されています。
右に、ラフスケと下にカットの仕上前稿を載せますので、比べてみて下さい。
この御崎佳子と入れ替わりで、第一高校(さくら高校)を退場するのが、大島渚です。
前作では、生徒と一緒に悩むよき教師役でしたが、今回でそのポジションを御崎佳子に譲ります。
名前も旧姓に戻し、「荒井渚」として新たな苦難の道を歩み始めます。
リアルな現実世界でも、彼女の名前のモチーフとなった名伯楽である大島渚映画監督がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。
今回は、渚を中心としたダークサイドと絵里を中心とした学園物が交錯したダブルサイトシーンの作品となっています。
今までの絵里シリーズと比べると、非常に異色な物語ではありますが、平凡な学園物を覆し、ドラマッチックな展開が待っています。
是非、ご堪能ください。

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