2013年1月16日水曜日

美しきアルルカンの話(2)

前の記事に引き続き「美しきアルルカンは宵闇にタンゴを踊る~ずっと其処に居たい彼女」の話です。
この物語の主人公は当然「若槻絵里」です。
ですが、前記事でも述べたとおり「大島渚」物語を引っ張ります。
物語の視点も絵里と渚で交互します。
(若◆木先生からは、怒られそうな書き方です)
青春学園物のジャンルではありますが、ちょっとアウターな方向に展開します。
その渚と共に「教師」役として新たに登場する人物が「御崎佳子」です。
θ(シータ)さんの挿絵でも、数多く登場します。
同じ教師でも、渚とはかなり異なる立ち位置を持っています。
今後のこのタイトルの記事も、御崎先生の話が多くなると思います。
さて、残念なことですが、リアルな現実世界では、本作の「大島渚」のモデル(?)である映画監督の大島渚さんがお亡くなりになりました。
とても残念です、ご冥福をお祈りします。
本作の大島渚も「美しき・・・」のなかで名前を旧姓に戻します。
作中では語られませんが、挿絵で見える「荒井」が彼女の旧姓です。
「えっ、結婚してたの?」なんて疑問があるかもしれません。
そうなんです、本作中でも其処は語られません。
続編で語られるのでしょうか???
まぁ、とりあえずは本作を読んでみてください。
既に一部の会員さんには配布済みです。
もしまだ手にしていなくて、入手を希望する会員の方がおられましたら、本会へのメールかお近くの役員まで連絡下さい。
無料で送付します。
(上はθ(シータ)さん画の『美しきアルルカンは・・・』のカット。右上側の少女が「絵里」、左下側が「御崎先生」です)

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