一旦「羊雲」の話はおきます。
今回は、まつりの「此処に居る」の3回目です。
さて、今までの記事でも書いてきましたが、本来なら紺藤作品の挿絵を担当するθ(シータ)に、無理を承知で「此処に居る」を依頼しました。
トラブルがあって、1枚掲載できないカットがありましたが、概ね期待通りの作品が上がってきました。
θ(シータ)は、非常に設定を大切にする作家なので、自分で起こした設定画を提出されました。
もちろん、編集サイドは物語の直後に掲載し、作品に関連づけました。
θ(シータ)ならではの読み込みと、物語の解釈を交え、秀逸なカットを載せれました。
文著者とのマッチングを気にしたのですが、それをものともしないθ(シータ)には脱帽です。
今シーズンも紺藤作品は掲載の予定です。
さて、θ(シータ)は今度は誰の挿絵を描くのでしょうか。
まだ早い時期ですが、今からが楽しみです。
さてさて、会員さんに呼びかけです。
今年(来年?)も『天真爛漫』を発行します。
原稿を大募集です。
ご希望の方は、近くの役員か本ブログに書き込みをしてください。
よろしく、お待ちしています。
(カットは『天真爛漫59号』掲載の「此処に居る」設定画。もちろん、θ(シータ)
作です)
2016年5月31日火曜日
2016年5月10日火曜日
羊雲の話(2)
更新に間が開きましたが、紺藤良古氏の『羊雲』について話をしていきます。
前回の記事でも書きましたが、この作品が『天真爛漫』に掲載されるのは3回目です。
初版および2版とは大きくシチュエーションが変更されており、主人公の浩子と笠原の立ち位置が反対になっています。
大筋のストーリーは、ほとんど同じなのですが、追いかける方と待ち受ける方とが入れ替わっているのです。
ストーリーの根幹を揺るがす大改稿なのですが、他の作品との整合も取れていて、かつこれまでの『羊雲』の世界観を変更することなく物語が成立しています。
阿井美雪もこの物語での登場を果たしており、まさに雲シリーズの再構成となっています。
雲シリーズについては、実に16年ぶりの掲載なのですが、まさにその代表作であり原点的な作品をリニューアルしているところは、オールドファンとして嬉しい限りです。
・・・実は、同号に巻末掲載されている『漆黒の花輪』も、雲シリーズなんです。この件は、後日行う予定です。
もうひとつ、ついでですが、紺藤氏が雲シリーズを執筆しているため「絵里シリーズ」が休載になっています。こちらの物語も完結に向かって進めてほしいのですが・・・
(※イラストは、ごまドレッシング。『天真爛漫59号』掲載『羊雲』の扉絵です)
前回の記事でも書きましたが、この作品が『天真爛漫』に掲載されるのは3回目です。
初版および2版とは大きくシチュエーションが変更されており、主人公の浩子と笠原の立ち位置が反対になっています。
大筋のストーリーは、ほとんど同じなのですが、追いかける方と待ち受ける方とが入れ替わっているのです。
ストーリーの根幹を揺るがす大改稿なのですが、他の作品との整合も取れていて、かつこれまでの『羊雲』の世界観を変更することなく物語が成立しています。
阿井美雪もこの物語での登場を果たしており、まさに雲シリーズの再構成となっています。
雲シリーズについては、実に16年ぶりの掲載なのですが、まさにその代表作であり原点的な作品をリニューアルしているところは、オールドファンとして嬉しい限りです。
・・・実は、同号に巻末掲載されている『漆黒の花輪』も、雲シリーズなんです。この件は、後日行う予定です。
もうひとつ、ついでですが、紺藤氏が雲シリーズを執筆しているため「絵里シリーズ」が休載になっています。こちらの物語も完結に向かって進めてほしいのですが・・・
(※イラストは、ごまドレッシング。『天真爛漫59号』掲載『羊雲』の扉絵です)
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