当会の会誌『天真爛漫』54号では、近年希に見る名作小説が2編掲載されました。
丹波鈴(たんばりん)さんの「ヒーローは不敵に笑う」と
小林はやきさんの「満ちては欠ける」です。
ふたりの作風は非常に対照的です。
丹波鈴さんは一言で表せば「やわらかい」作風で、題材もごく身近に設け、読者の共感を得やすい作り方をしています。
対して小林はやきさんは「鋭く切れる」作風で、奥深い主題を設定し、独特のスピード感で物語を紡ぎます。
読み比べると、どちらも佳作で、物語が作り出す世界に即座に引き込まれてしまいます。
このふたりの作品は『天真爛漫』に掲載されるだけではもったいなく、編者である当会はおふたりに各賞への投稿を勧めたほどです。
今回のカットは、丹波鈴さんの「ヒーローは不敵に笑う」に使ったものです。
この作品の世界観は私ごときで表現できるものではないのですが、表紙絵も含め数枚を『天真爛漫』54号で掲載しています。
もし、丹波鈴さんや小林はやきさんの作品を読んでみたいと思われる方がいましたら、当会へのメルアドか近くの役員までお声かけ下さい。
会員様には無料で、非会員様にも送料のみで『天真爛漫』54号をお送りします。
次回の更新は、この話の続きする予定です。
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