久しぶりに『羊雲』の話です。
以前の記事でも記載したとおり、『羊雲』には3通りの話があります。
掲載時に全ての作品で挿絵はついていましたが、昭和61年版については扉絵(小説の表紙)がありません。
残りの2作には、物語を象徴するシーンが表紙絵として描かれています。
平成10年版では、私(和田)がカットと併せて扉絵を描いています。
最新の平成28年版のごまドレの扉絵とは、全くシーンが異なります。
描き込みだけは平成10年版の私の方が勝っているように見えますが、左上段を見ての通りごまドレ版の方が明らかにクオリティーは高いです。
ほんと、同じ作品を描いているのに・・・
ちなみに、浩子が持っているカバンのデザインが思いっ切り違います。時代を感じますね。
次号(60号)でも雲シリーズのカットをごまドレが担当しますが、情報ではまたもやすばらしいカットと扉絵だとか。
どうぞ楽しみにしていてください。
なお、『天真爛漫』60号は1月2日の新年会で配布予定です。
(上段はごまドレ版の扉絵、下段がM和田版の扉絵)